3Dプリンタでボールねじをつくる
3Dプリンタでベアリングを作られている例があり、ボールねじを作ってみたくなりました。
玉は、100均製のBB弾(直径6mm)を使用します。
ねじの直径、リードは玉寸法に見合う大きさで、ねじ外形20mm、リード(ピッチ)は10mmとしました。
ねじ軸はプリンタ印刷時、安定するように軸端部には大きめのフランジをつけました。(直径35mm)
ナット部は、リターンチューブとナットを一体化した形状です。
以上を、PLA材で印刷しました。
他に必要な部品は、透明プラ板(15X30mm 写真左)
BB弾 28個
ナット両端のねじ切り上げ部は、パテで埋めて玉のストッパを形成します。
ねじ軸を回しながら、玉を入れていきます。
玉を入れ終わったら、透明プラ板でフタをしてセロテープでとめます。
面が粗いのと、スキマを大きめにしたので玉の動きが悪いですが、力を加えて回すと玉の循環の様子が見れます。
ボールねじを知っておられる人は興味をもってもらえますが、知らない人は冷ややかな反応でした。
実用にはなりませんが、オブジェか教材ぐらいにはなるかな・・
3Dデータはここに掲載しています。
ボールねじ | 3Dデータでつながる、広がる、モノづくり。 – 3Dモデラボ